
オルトは京都で一番好きだったイタリアンだ
ごきげんよろしゅう。ホテル偏愛家のシングルマンだ。自身の審美眼に従って世界の美しいホテルを巡り、その旅の破片を記している。
今回は、京都にあるイタリアン「オルト(ORTO)」をお届けする。京都に行った際は必ず行っていたお気に入りのイタリアンだったのだが、昨年末に残念ながら閉店した(なお、オルトの後は「褒美鍋 orto.」としてまさに今週末、3月28日からスタートする。そしてオルト自体は和歌山で開業予定だ)。そんなオルトに最後に訪れた際の記事をお届けする。
それでは、行ってきます。
旅のフラグメント

オルトとの出会いは、5~6年前。
行こうと思ってた別のイタリアンと間違えて予約してしまったのがオルトだったのだ。
でもそれが大正解だった。
シングルマン的京都で一番美味しいイタリアンになった。
そんなオルトも今回で最後なんだなと思いながら店内へ。


カウンター席はほかにゲストがおらず、贅沢な空間だった。
(こんなに美味しい上に、クローズが発表された後なのに、埋まらないというのは京都で和食以外をやる難しさを感じてしまうな。。)
ワインはハーフペアリングをお願いして、いつものように泡からスタート。


1 桃、鱧、ウド、赤紫蘇
2 鮎、枝豆、うるか(鮎の塩辛)


菜園は、オルトのシグネチャー。
数十種類の野菜を使った可憐な一皿。
ちなみにオルトとは菜園という意味だそうだ。



左 ボロネーゼ、馬肉、鰹節、パルミジャーノ、芽ネギ、ズッキーニ
中央 鮟鱇ソテー、発酵オクラ、ドライトマト
右 揚げラビオリ、雲丹



鴨!




時期:Summer 2025
記憶の一皿
オルトの料理は、職人気質で複雑で繊細、そんな印象を受ける。食材の組み合わせなどは斬新で意外性があるが、演出めいたものはなく、実直で誠実。シェフの人柄がそのままお皿に出ているかのようだ。
今回も、例えば、最初の桃のスープは、鱧、ウドのピクルス、赤紫蘇が合わせてあり、味が全く想像できないし、説明を聞いてもよくわからなかったが、口に運ぶとそれが当然の組み合わせであるかのように調和している。
一番好みだったのは、馬肉のボロネーゼだな。鰹節とパルミジャーノが絶妙のハーモニーでこれだけで200gくらい食べたい。
オルトが嬉しいのは、とても美味いのにリーズナブルということだ。東京で食べたら2倍はしそうな気がする。京都にはしばしば訪れているのだが、オルトがなくなってしまったら、どこに行けばいいのか。。有識者の方、京都の食に詳しい方、おすすめのイタリアンがあれば教えていただけないだろうか。実は今週末に京都に行くのだが、まだレストランを予約できていない日がある。どうしたものか。
オルトが気になるあなたに向けた予約方法
オルトのことが少しでも気になっていただけたら嬉しい。残念ながら閉店してしまったが、初夏に和歌山の白浜に移転してスタートするようなので、そちらのオープンを待ちたい。もちろん私のウィッシュリストに入っている。
冒頭にも書いたが、元々オルトがあった場所で、2026年3月28日から「褒美鍋 orto.」がスタートする。名前の通り、鍋のお店のようだが、オルトが出す鍋、気になるな。オルトよりもカジュアルだろうし、夜中の2時まで営業しているようなので、使い勝手も良さそうだ。
終わりに
オルト、いかがだっただろうか?
閉店が名残惜しいが、白浜でどんな進化をみることができるのか今から楽しみだ。
ごちそうさまでした。
この記録があなたの旅の参考になれば嬉しい。


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