旅のスポット– category –
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旅のスポット#18|ディドリクセン美術館|海辺の邸宅に宿る北欧モダニズム
ディドリクセン美術館は、実業家グンナー・ディドリクセンと妻マリー=ルイーズ・ディドリクセン夫妻のコレクションを公開するため、1965年に開館した。建物は当初から自邸兼ギャラリーとして設計されており、「生活と芸術を分けない」という思想が空間全体に反映されている。 -
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旅のスポット#17|テンペリアウキオ教会|岩の中に開かれた静寂
一歩足を踏み入れると現れるのは、外観からは想像もつかない自然と建築が溶け合う静謐な空間。都市の中心にありながら、どこか地中へ潜っているような感覚を覚える。 -
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旅のスポット#16|アアルト自邸 in フィンランド|光の中で暮らす家
アアルト自邸は率直に言うと強い造形はなく、派手なシーンもない。だからこそ、ここで過ごした後に残るのは、静けさや落ち着きだ。思考が澄んだ感じがする。それはきっと、空間が前に出ないからこそ、人の内側が前に出るからなのかもしれない。 -
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旅のスポット#15|スコーグスシュルコゴーデン|死者が還る森の墓地
入り口から礼拝堂までの導線は、死と向き合う心理的なプロセスを表現しているような印象を受けた。建築やランドスケープを通じて、死生観を見つめる。死は特別な出来事ではなく、森の循環に静かに溶けていくものなのだ。だからこそ、ここで過ごす時間は穏やかで優しい。 -
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旅のスポット#14|ソグネフィヨルド|氷河が生み出す奇跡の景色
ベルゲンから電車とバスを乗り継ぎようやく辿り着いたソグネフィヨルド。抉られた湾に連なる山々。奥にはどんな景色が待っているのか― -
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旅のスポット#13|オードロップゴー美術館|小さなザハ・ハディドを巡る
アルミニウムの波の向こう側の影。女王の創造物は宇宙からの落とし物のよう。いつしか自然はそれを受け入れ、コロニーを形作るのだ。 -
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旅のスポット#12|システアナ美術館|地下に眠る巨大貯水池
公園のざわめきが、遠ざかってゆく。冷たい空気と滴る水の音が、時間の輪郭をぼかす。暗闇がどこまでも続く。ただ残響がその深淵を物語る。 -
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旅のスポット#11|ルイジアナ近代美術館|世界一美しい美術館で過ごす夏の日
海を見渡す芝生に、彫刻たちが静かに佇む。光を透かすガラスの回廊は、自然とアートの境界を融かし、足を進めるたびに「鑑賞」という言葉を忘れさせる。さあ、蔦をくぐってその場所へ。 -
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旅のスポット#10|フィン・ユール邸|光と緑をたたえた美しき私邸
光が落とす木々の影が、壁をやさしく撫でている。主人のいなくなった椅子が、静かに時を刻み続ける。家具も建築も植物も、ひとつの旋律を奏で、「暮らし」という言葉が、芸術のように響いていた。 -
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旅のスポット#9|ブルーラグーン|もし他の惑星に温泉があったら・・
もし地球以外の星に温泉があったらこんな場所なのかもしれない。 ごきげんよろしゅう。ホテル偏愛家のシングルマンだ。自身の審美眼に従って世界の美しいホテルを巡り、その旅の破片を記している。今回は、アイスランドにある「ブルーラグーン」をお届けす...
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