【世界のホテル滞在レビュー#8】ウマ プナカ in ブータン 🌟🌟🌟🌟

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ブータン
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あたたかいおもてなしとプナカの絶景を望む10室のみのスモールラグジュアリーホテルだ

ブータンのプナカにあるホテル「ウマ プナカ」の滞在レビューをお届けする。

高地にあるブータンの中でも比較的標高が低いプナカは独特の景観を持つ。

渓谷に棚田が広がりそこはまさに桃源郷。

ウマ プナカはまさにその渓谷の見下ろす奇跡のような場所にある。

それでは、行ってきます。


シングルマンシュラン(5つ星評価):🌟🌟🌟🌟


総評

再訪の可能性

またブータンに行った時は必ず再訪する。ホテルマネージャーともまた来るって約束したしな。

実はプナカはラグジュアリーホテルの激戦区。

アマンコラ、シックスセンシズ、ペマコ・・・と錚々たる顔ぶれ。それだけ魅力的な土地なのだろう。

だが、今回ウマプナカを選んだのは正解だったと思うし、次回も選びたくなる魅力がある。

こんな方にオススメしたい

👉部屋から自然の絶景を楽しみたい

👉スモールラグジュアリーホテルが好きな方

👉心温まるおもてなしを受けたい方

滞在Tips

朝食はテラス席が最高だ。

さらにわかりにくいが、テラス席から裏庭に出ることができるので散歩してみよう。そこにも絶景が待っている。

ホテル基本情報

  • ホテル名: Uma Punakha / ウマ プナカ
  • ホテルブランド: COMO Uma
  • ホテルグループ: COMO Hotels and Resorts
  • 滞在時期: Summer, 2024
  • 所在地: 国名:ブータン、都市:プナカ
  • 滞在部屋タイプ: VALLEY ROOM
  • 参考宿泊料金: (ローシーズン)90,000円~、(ハイシーズン)140,000円~
  • 公式HP

評価詳細(各5点満点)

コストパフォーマンス:2点

ブータンのホテル料金は非常に高いので、東南アジアあたりの料金をイメージしているとびっくりするだろう。

ウマプナカも例外ではない。

ただし、夕食込み(現実的にホテル以外に食べる場所はない)の料金なので、そこは安心。

アクセス:2点

正直アクセスはかなり悪い。

ホテルがあるプナカまでは首都ティンプーから車で6時間程度要する。

しかもぐねぐねの山道なので、酔いやすい方は酔い止め必須だ。

さらに高低差もあり、標高はティンプー2,300m→ドチュラ峠3,100m→プナカ1,300mとこの6時間の間に約2,000mをアップダウンすることになるため高山病にも注意。

私は酔い止めを飲んでいたがそれでもグロッキー状態だった。

ソロフレンドリー:4点

この桃源郷は一人で静かに過ごすにはもってこい場所だ。

スマホもしまって、とびきりのひとり時間を過ごそう。

ホテルスタッフもみなフレンドリーでひとりでもさみしくないしな。

キュイジーヌ:3.5点

ブータン料理は良くも悪くもシンプルで、正直どのレストランで食べてもあまり変わらない印象があった。

ただ、このホテルのレストラン「ブカリ」で食べたブータン料理は現代的に上手くアレンジされており美味しかった。

ブータン風餃子の「モモ」が特に美味。

朝食もブッフェではなく、オーダータイプで満足度が高い。

提供されるパンも焼き立てさくさくで美味い。

予約時に苦手なものやアレルギーについての確認もあり好印象

クリーンネス&ファシリティー:4点

館内はとても清潔だ。

自然が豊かな場所なので虫は出るかもしれないがそれはご愛敬(私は特に気にならなかった)。

山奥にあるが、wifi等も問題ない。

ホスピタリティ:4.5点

ホテルの支配人がものすごくあたたかな歓迎をしてくれる。

私が滞在した時、実はゲストは私ひとりで、ホテルの経営的には嬉しくない状況だろうが、「今日はあなただけのためのホテルよ」と明るく言ってくれてとても嬉しかった。

実は滞在時にすこし風邪気味だったのだが、「喉にいいから飲んで」、とスタッフがジンジャーティーを出してくれたときは感動した。

こういう心遣いができるスタッフがいるホテルは心地いいよな。

センス&ユニークネス:5点

ブータンの文化に敬意を払った建築やインテリアで、シンプルでありながらとても居心地の良い空間だ。

また周囲のダイナミックな自然とも調和しており、とても完成度が高く美しいホテルだと思う。

そして、ここにしかない絶景を感じることができるサイトスペシフィックなホテルでもあり、この体験はこのホテルでしかできないだろう。

渓谷のど真ん中にたっているので、プナカを最も満喫できるホテルと言っていい。


ギャラリー

このドラマティックな動画を見て欲しい。

きっとプナカとこのホテルに恋に落ちるはずだ。

エントランス・ロビー

到着するとスタッフがあたたかく迎えてくれる。

チェックイン時にはマネージャーが挨拶しにきてくれるが、本当に素敵な方だった。

ウマプナカのエントランス・ロビーの説明
大きな門をくぐると手入れされた庭が広がる。
塀で囲まれた構造はブータンの伝統建築「ゾン」のようだ。
正面の建物がロビーやレストランがあるメイン棟。
ウマプナカのエントランス・ロビーの説明
左手側には宿泊棟であるロッジがある。
ウマプナカのエントランス・ロビーの説明
メイン棟に入ると、光が射し込むシンプルであたたかな空間が広がる。
華美ではないが上質な山小屋のようだ。
ウマプナカのエントランス・ロビーの説明
テラスからはプナカの雄大な渓谷を望む。
ウマプナカのエントランス・ロビーの説明
テラスでのんびり過ごすのも最高な時間になるだろう。
ウマプナカのエントランス・ロビーの説明
チェックイン/アウトはこちらで。
あたたかなもてなしと雰囲気にさっそくリラックスモードだ。
ウマプナカのエントランス・ロビーの説明
冬場にきたらまた最高だろうな

部屋

部屋は10室のみ。

ヴィラタイプもあるが、今回はスタンダードなヴァレールームだ。

なお、全ての部屋から絶景の渓谷を見下ろすことができる

ウマプナカの部屋の説明
部屋はコンパクトで、ラウンジと同様ロッジのような作り。
そして、この絶景!
ウマプナカの部屋の説明
モチュ川は雨期なのでダイナミック。
とびきりの眺めはすっと見ていても飽きない。
ウマプナカの部屋の説明
ここにごろんとして外の景色を眺めているだけで幸せだ
ウマプナカの部屋の説明
シンプルできれいなバスタブ。
泡風呂もできる
ウマプナカの部屋の説明
独立したシャワールーム。
環境にも配慮したボトルアメニティー
ウマプナカの部屋の説明
洗面台もシンプル。
だが、これで十分だ。
ウマプナカの部屋の説明
ベッドシーツ真っ白なホテルが多いが、ここはユニーク。
地元の職人さんが作ったものだそうで肌触りもよくお気に入り。

食事

夕食

夕食は、コース料理だ。

ブータン料理と西洋料理を選べる。もちろんブータン料理をチョイス。

ウマプナカの夕食の説明
レストラン、もちろん貸切りだ。
なんて贅沢なんだ。
ウマプナカの夕食の説明
ブータン風餃子モモ。
肉汁じゅわー。香草もきいておりうまい。ビールがすすむ。
ウマプナカの夕食の説明
スープ。
優しい味で美味。
ウマプナカの夕食の説明
ここで一気にどーんときた笑
美味いんだが、食べきれない。。
「食べきれる人いるのか?」と尋ねると、「あんまりいない」とのこと笑
ウマプナカの夕食の説明
デザート。ごちそうさまでした。

朝食

朝食はテラス席も選べる。

天気が良ければテラス席一択だ。

最高の眺めとともに最高の一日がスタートできる。

ウマプナカの朝食の説明
見てくれ、この眺めを。
ウマプナカの夕食の説明
フレッシュジュースとパンでスタート。
パンは焼き立てさくさくだ。
ウマプナカの夕食の説明
メインはオーダー式。
甘いものの気分だったのでパンケーキを。
こちらも焼き立てふわふわで気分はるんるんだ。

その他

テラスから下に降りる階段がある。

その先は、裏庭に続いているぞ。

ウマプナカのその他の説明
棚田になっておりホテルの敷地でも米を作っている。
日本の原風景のようだ。
ウマプナカのその他の説明
ふと横を見るとこの絶景。
一面に広がる棚田の美しさよ。
ウマプナカのその他の説明
振り返ると、ウマプナカ。
美しいホテルだった。

お得な予約方法

ウマ プナカに少しでもお得に行けたらるんるんだよな。

私もそうだ。

基本的にはホテル公式と複数の大手ホテル予約サイトを比較して検討すれば間違いない。

が、残念ながらウマプナカは大手ホテル予約サイトからは予約できないようだ。

さすが秘境の地のラグジュアリーホテルだが、ではどう予約するのか?

基本的に、ブータンは旅行代理店を通してVISAを取得しなければ入国できない。

そしてその代理店がホテルの手配をしてくれるので、この代理店にウマプナカに滞在したいとリクエストすればOKだ。

ちょっと特殊なブータンの旅手配については改めて記事にしようと思う。


終わりに&次回予告

ウマプナカ、いかがだっただろうか?

本当に夢のような時間を過ごせたホテルだった。

ホテルのみなさま、迎えてくださってありがとうございました。

この記録があなたの旅の参考になれば嬉しい。


次回予告の説明

さて、次回はブータンのル メルディアン パロ リバーフロントだ。

ブータンの玄関口パロにあり、石造りが美しい。

配信は2024年1月25日予定だ。

できれば、お気に入り登録して楽しみに待っていただけると執筆も頑張れる。

それでは、また次回お会いしましょう。


〇評価基準についてはこちらをご参照ください。

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