
バックパッカーの聖地、ラオスの秘境バンビエンにある数少ないリゾートホテルだ。
ラオスのバンビエンにあるホテル「アマリ バンビエン」の滞在レビューをお届けする。
バンビエンは、一時は薬物の温床になっていた場所だが、現在はネイチャーアクティビティを押し出し集客に成功しており、西洋人やアジアだと韓国からの観光客が多い。
いわゆるラグジュアリーホテルはなく、小さなゲストハウスが多いバンビエンだが、その中でアマリはバンケット等も備えた中規模のリゾートホテルだ。
それでは、行ってきます。
旅のフラグメント

ホテルに荷物だけ預けてブルーラグーンへ。
不思議な色をした川にたくさんの魚が気持ちよさそうに泳いでいるのが見える。
ちょっと高い岩の上からダイブすると周りからわっと歓声が上がる。
火照った体を心地よい清流が冷やす。
日々の悩みも全部流れていってしまった。






夜の雰囲気とは一転、のどかな朝。
空気は少しひんやりして気持ちいい。
朝もやが立て込めて幻想的な雰囲気。
心の向くままに歩いてみる。
民家からは朝ごはんの美味しそうなにおい
仏像の前に座ってスマホをいじる子供僧
眠そうにあくびをするわんこ
バンビエンの気だるい朝。


時期:Summer, 2024
部屋:Superior River View with Balcony
シングルマンシュラン(5つ星評価):🌟🌟
シングルマンシュラン定義
🌟🌟🌟🌟🌟: その国/地域に行く目的になるホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟🌟🌟 : その国/地域を訪れた際は泊まりたいホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟🌟 : その国/地域を訪れた際は候補の1つとして検討したいホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟 : その国/地域を訪れた際に他に候補がなければ選んでもよいホテル(中立評価)
🌟 : その国/地域を訪れても選ばないホテル(ネガティブ評価)
※詳細な評価基準についてはこちらをご参照してほしい。
バンビエンはまだまだ開発が進んでおらず(とは言えそれがよいのだが)、リゾートホテルは多くなく、このアマリもバンビエンの中では高級ホテルの1つだ。
個人的には、面白みを感じるホテルではなかったものの、バルコニーから見えた奇岩の連なりとそこを流れるもやの景色が妙に記憶に残っている。
バンビエンはネイチャーアクティビティが充実した場所なので、「自然が好き。でも寝る場所はちゃんとしていてほしい」そんな人にとって、ここは悪くない選択肢だと思う。
評価詳細(各5点満点)
コストパフォーマンス:4点
1泊1万円程度で朝食付きの広々したキレイで広い部屋を確保できるので、コスパはかなり良い。
このコスパの良さを利用してせっかくならバルコニー付きの部屋を選びたい。
アクセス:1.5点
バンビエンへのアクセスは中国高速鉄道ができてからは、ビエンチャンとルアンパバーンの中間地点にありどちらからも一時間程度でアクセスできるが、鉄道駅から市街地までは少し離れているのでバスやタクシー等を利用する必要がある。
鉄道以外だとバスでもアクセスできるが、片道4時間程度で一部道も舗装されておらず悪路だ(私はビエンチャンからバンビエンまでは知り合いの車で送ってもらったが、かなり揺れる場所もあった)。
そんなわけで鉄道が圧倒的におすすめであるが、チケット購入が面倒でオンラインでの購入はラオスの電話番号が必要なので旅行者は実質的に不可能(私はラオスの知人に手配してもらった)で、窓口でしか購入できない。ハイシーズンやギリギリだと売り切れになる可能性もある。
以上からバンビエンへのアクセスは良いとは言えない。ただホテル自体はバンビエンの中心地にありご飯を食べに行くにしても非常に便利だ。コンビニも近くにある。
ソロフレンドリー:3点
問題なく過ごせる。ただ、大きなバンケットを併設しているようでイベントがあると音が気になるかもしれない。
私が滞在した日はミスラオス?が開催されており、華やかに着飾った人がたくさんいた。夜遅くまでパーティーをしていたようで、バルコニーに出るとクラブミュージックが流れていたので、バルコニーでゆったりできる感じではなかった。
こういうイベントを開催しているということはそれなりの格式あるホテルの位置付けなのかもしれない。
キュイジーヌ:2点
朝食のブッフェのみ利用。ラオス料理からタイ料理、西洋料理、中華料理、韓国料理まで充実していたが、味は正直な所いまいち、、。せっかくならローカルのレストランに行くことをおすすめしたい。
クリーンネス&ファシリティー:3点
館内や部屋は清潔で問題ない。建物自体も比較的新しいので古さも感じない。コンセント類も枕元にまとまっており機能的。
ただ、基本的にバスタブはなくシャワーのみ。シャワールームの水はけが悪く、すぐ水が溢れて洗面所エリアが水没しそうになる。これは私の部屋だけの問題なのかホテル全体の問題なのかは不明だ。
ま、こんなもんだよな、と気楽な気持ちでいればどうってことはない。
ホスピタリティ:3点
チェックイン・アウト以外でスタッフの方と接する機会はあまりなかったが、タクシーの手配などでお世話になった。英語も問題なく通じるし、フレンドリーな印象。
センス&ユニークネス:2点
ホテル自体は特にユニークな点はなく、面白さは感じない。
ただ、ホテルから見えるバンビエンの奇岩は独特の景観で美しい。雲がかかった奇岩は一層神秘的だ。
アマリ バンビエンが気になるあなたに向けた予約方法
アマリ バンビエンのことが少しでも気になっていただけたら嬉しい。
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ホテル基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
ホテル名 | アマリ バンビエン(Amari Vang Vieng) |
ホテルブランド | アマリ / Amari |
ホテルグループ | ONYX Hospitality Group |
宿泊料金 | 平均価格:約14,000円~ |
客室数やタイプ | 160室 |
食事 | オールデイダイニング「Essence Restaurant」、コーヒーショップ「カスケード」がある。朝食はブッフェを提供 |
チェックイン/チェックアウト時間 | チェックイン:15:00、チェックアウト:12:00 |
特徴的な設備やサービス | 屋外プール、フィットネスセンター、無料Wi-Fi、無料駐車場、ルームサービス、24時間対応フロントデスク |
所在地 |
Song River Road, Sawang Village, Vang Vieng, Laos |
アクセス | バンビエンの中心部に位置し、主要な観光スポットや施設へのアクセスが便利。バンビエンの鉄道駅までは車で10分程度 |
終わりに&次回予告
アマリ バンビエン、いかがだっただろうか?
バンビエンはビエンチャンやルアンパバーンから日帰りでも行けなくはないが、美しい自然を満喫するなら宿泊がおすすめだ。そんな時にアマリは候補の1つになるだろう。
ホテルのみなさま、迎えてくださってありがとうございました。
この記録があなたの旅の参考になれば嬉しい。

さて、次回はラオスのアヴァニ+ ルアンパバーンだ。
アマンの創設者エイドリアンゼッカが古都に設えたミニマルなラグジュアリーホテル。
配信は2025年3月29日予定だ。
できれば、お気に入り登録して楽しみに待っていただけると執筆も頑張れる。
それでは、また次回お会いしましょう。
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