
アイコニックなジャンブルプールはインスタで見たことある方も多いのでは?
ごきげんよろしゅう。
今回は、デンマークのコペンハーゲンにあるホテル「マノン レ スイーツ グルズメデン」の滞在レビューをお届けする。インスタグラムでここのジャングルプールを見つけて、「なんかすげー」と思っていたホテルだ。コペンハーゲンには行きたいホテルがたくさんあったが、今回はここに滞在してみることにした。
それでは、行ってきます。
旅のフラグメント
まるで都会のど真ん中に現れた熱帯の楽園。
緑に包まれたプールと、異国の風を感じるスイートルーム。
ここでは時間さえも、ほんの少しだけ大胆になる。
旅の高揚感と解放感が、ボヘミアンな空間に溶けていく。

照明が落とされた館内を少し進むと、明るい場所に出る。
そこに待ち構えていたのは、アイコニックなプール。
天井からは光が差し、全体を植物が覆いつくす。
それはまるで、ジャングルに現れた泉のよう。
水面に浮かぶと聞こえてくるのは大好きなÓlafur Arnaldsのピアノの旋律。



部屋はプールに直接アクセスできる2階のスイート。コペンハーゲンの街並みが近くに感じられる。



ウッディを基調にしつつ、
レザーのソファや、鮮やかなアフリカンファブリックやアート作品でセンス良くまとめている。
おしゃれな友人の家に遊びに来たような感覚だ。





早起きして、まだ空いているレストランへ。
せっかくの気持ちの良い朝、スパークリングワインを1杯だけいただこう。
テラスに出ればまだ少し肌寒いコペンハーゲンの街並みを一望できる。



時期:Summer, 2025
部屋:スタジオスイート
シングルマンシュラン(5つ星評価):🌟🌟🌟
シングルマンシュラン定義
🌟🌟🌟🌟🌟: その国/地域に行く目的になるホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟🌟🌟 : その国/地域を訪れた際は泊まりたいホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟🌟 : その国/地域を訪れた際は候補の1つとして検討したいホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟 : その国/地域を訪れた際に他に候補がなければ選んでもよいホテル(中立評価)
🌟 : その国/地域を訪れても選ばないホテル(ネガティブ評価)
※詳細な評価基準についてはこちらをご参照してほしい。
ある意味、北欧らしくないホテルだ。インテリアはボヘミアン調にまとめられ、ジャングルのようなプールがホテルの真ん中に鎮座する。
北欧に来たら北欧らしいセンスの良いインテリアに囲まれた空間に滞在したくなってしまうが、そのうち1泊、気分を変えてみたいときにぴったりかもしれない。
とにもかくにもこの空間にどれだけハマれるか、それに尽きる。
評価詳細(各5点満点)
コストパフォーマンス:2.5点
やはり北欧全般高い。ハイシーズンならなおさらだ。マノンレスイーツも例外ではない。しかし、料金が高いのに部屋は狭いというコペンハーゲンのホテルが多いなかでここは十分な広さがあり、面積当たりの単価を考えるとお得に思える。
アクセス:3.5点
Vesterport駅から徒歩で10分かからない程度で立地は良い。チボリ公園など中心地へも徒歩でアクセス可能だ。Vesterport駅の反対側には湖もあり、散歩するのも楽しい。
ソロフレンドリー:3点
写真映えする場所なので、若いカップル向けという印象があったが、ひとりで来ている方もちらほら見かけたので、ひとりでも悪目立ちすることはない。年齢層・性別もそこまで偏りはない。プールサイドで読書をしたり、思い思いに過ごしている。ハイシーズンだったが、プールも空いており、自分一人だけという時間帯もあり静かに滞在することができた。
キュイジーヌ:3点
朝食のブッフェを利用。
「好きなお皿で食べてね!」と言われて、ブッフェ台確認すると、たくさんの種類のお皿が並ぶ。料理はエコホテルらしく、ヴィーガンの方向けのものもあった。通常のメニューは種類・味ともに一般的なブッフェという感じで、5つ星ホテルを謳っているホテルとしては少し弱い印象。
クリーンネス&ファシリティー:3.5点
前述したとおり、スイートが中心なので、部屋がコンパクトな一般的な北欧ホテルと比較すると十分な広さがある。また、アメニティも充実しており、この点も良い。清掃も行き届いている。
気になったのは、プールの塩素のにおい。スポーツジムのプールに行く方はわかっていただけると思うが、プールに入った瞬間、もわっとした空気に塩素のにおいが鼻をつく、まさにあの感じなのだ。植物がたくさんあるので、温度も高めに設定しているのだと思われるが、どうにもスポーツジムを連想してしまった。鼻は慣れてくるので、しばらくすると気にならなくなったが、ファーストインプレッションは印象として残ってしまうからな。。
ホスピタリティ:3点
5つ星という位置づけにはなっているものの、ホスピタリティは5つ星には届いていない印象。いや、特段悪くはないのだが、なんというか、洗練さやあたたかみがいまひとつだ。アルバイトっぽいスタッフが多く気怠そうな雰囲気(北欧は、休暇シーズンでこの時期になると夏休みの学生のアルバイトが増えるらしいのでもしかしたらそのせい?)。
いずれにせよ、5つ星を謳うのであれば、ゲストはその水準のホスピタリティを期待してしまうので、ここは今後改善を期待したい。
センス&ユニークネス:3.5点
元々はスポーツ施設だった場所を改装しているようで、外観は「これ、ホテルか・・?」と感じてしまうほどの雑居ビル感。ただ中に入るとスタイリッシュに改装されている。室内は上記の通り、十分に広いのだが、ホテルというよりアパートメントに近く、好みは分かれるかもしれない。
そしてやはりハイライトはジャンブルプール。ここにしかない空間とここでしか味わない体験だろう。事前のイメージだともっとギラついた印象で、若者がクラブミュージックでノリノリ・・というような印象だったのだか、実際は、真逆の瞑想的な雰囲気で好印象。BGMにÓlafur Arnaldsというチョイスにも拍手喝采だ。旅の疲れを癒やすのにもってこいだ。
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ホテル基本情報
項目 | 詳細 |
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ホテル名 | Manon Les Suites Guldsmeden(マノン レ スイーツ グルズメデン) |
ホテルグループ | Guldsmeden Hotels |
宿泊料金 | (ローシーズン)45,000円~、(ハイシーズン)60,000円~(時期・プランにより変動)(時期・プランにより変動) |
客室数 | 全87室 |
食事 | アジアフュージョン「Chapung」レストラン、プールサイドバー、ルーフトップバー |
チェックイン/チェックアウト時間 | チェックイン:15:00、チェックアウト:12:00 |
特徴的な設備やサービス |
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所在地 |
Gyldenløvesgade 19, 1600 Copenhagen, Denmark |
アクセス |
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終わりに&次回予告
マノン レ スイーツ グルズメデン、いかがだっただろうか?
幻想的なプールでぷかぷかしていると不思議と心が落ち着いた。
ホテルのみなさま、迎えてくださってありがとうございました。
この記録があなたの旅の参考になれば嬉しい。

さて、次回はデンマークのコペンハーゲンにある「ホテル サンダース」にあるレストラン「サンダース キッチン」だ。
元バレエダンサーがオーナーのホテルは隅々まで行き届いた美意識が素晴らしい。
配信は2025年9月20日予定だ。
できれば、お気に入り登録して楽しみに待っていただけると執筆も頑張れる。
それでは、また次回お会いしましょう。
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