今回は、強羅花壇に2023年11月に開業した「鮨 かだん」のランチに行ってきた。
10年以上連続でミシュラン3つ星を獲得する銀座「鮨 よしたけ」が監修する鮨屋だ。
強羅花壇の敷地内にある建物のなかで最も由緒ある旧宮家の洋館に設えられた特別な空間でよしたけの鮨をいただくことができる。
それでは、行ってきます。
レストラン基本情報
- ホテル名: 強羅花壇 / Gora Kadan
- レストラン名: 鮨 かだん
- 用途: ランチ ※ランチ営業は金土日のみ
- 予算: 35,000~40,000円/人
- 訪問時期: Winter, 2024
- 公式HP
- 所在地: 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
訪問記
この日は強羅花壇に滞在予定(滞在レビューはこちら)だったので、その日のランチを鮨かだんでいただくことにした。
本当は、強羅花壇での夕食を鮨かだんでの鮨に変更できるようなオプションがあると良いのだが、それはできないということなので、ランチを予約したという次第だ。
さて不安だったのが予約時間。なぜならば、都内から車で行く場合、渋滞にハマる可能性があるからだ。
旅館のチェックインが遅れる分には自分たちが残念なだけで他のゲストに迷惑がかからないからまだ良いが、レストランの場合はお店や、一斉スタートの場合は他のゲストにも迷惑がかかる可能性がある。そして、鮨かだんは一斉スタートなのだ。
それゆえ、遅れないよう予約時間の30分以上前に到着する見込みで東京を出発した。しかし、渋滞に引っかかってしまい結局到着したのは、予約時間を15分過ぎたころだった。
もちろん、遅れそうなことが分かった時点でお店には連絡して「大丈夫ですよ」とは言っていただいたが、これは結構なストレスだ。強羅花壇に限らずだが、地方に車で予め予約してご飯を食べに行く場合、「渋滞リスク」がつきまとう。これを回避するには、電車で行くか、前泊するか、ということになるが、それはそれで別の煩わしさもある。
遠くからのゲストの予約が多いようなレストランはお店側もなかなかマネジメントが難しい問題なのではないかと思う。
さて、脱線してしまったが、遅刻して到着したので、外観などは撮っている余裕もなく、急いでお店へ向かう。しかし、店内に入って気付く。
・・・誰もいない。なんとこの日のゲストは他におらず貸切り。
なんとも贅沢な時間だが、それだけ地方での営業の難しさがうかがえる。

















つまみが5~6品出て、そのあと握りという構成だ。
つまみの最後によしたけのスペシャリテ、煮鮑の肝ソースもいただける。濃厚なソースでいただくリゾットも至福。
握りのシャリは赤酢は酸味が効いていると感じた。この辺は好みもあるが、私は赤酢で酸味しっかり目が好きなので好みだ。あと、赤酢のシャリといかの色合いの組み合わせって芸術的だよな。見とれてしまう。かだんでは最初に握りの最初にすみいかが出てきたが美しい。
漬け→中とろ→大トロの流れもここだけずっとループしていたい笑
そして雲丹!なんとバフンとムラサキの重ね。こちらもよしたけのもの。
最後の巻物まで美味しくいただけた。量もちょうど良い。
お酒はディナーもあるので控えめにしたが、よしたけオリジナルボトルの伯楽星純米吟醸を頂いた。

貸切りという贅沢な空間で極上の鮨を堪能できた。
ちなみに写真の握りが左が前になっているのは私が左利きだからだ。こういう心配りは嬉しいし良い記憶として残る。
ごちそうさまでした、美味しかったです。
このあとはそのまま強羅花壇にチェックインだ。強羅花壇の滞在レビューはこちらからどうぞ。
お得な予約方法
ホテルのレストランの予約に関しては、一休レストランが一番おすすめだ。
これは、ホテルのレストラン掲載数が最も多く、セールが頻繁におこなれているためだ。
またお得な一休レストラン限定のプランがあったりもする。
予約も簡単で、希望のコース(アフタヌーンティーなど)を事前に指定しておけるのもスムーズで良い。
ただし、鮨かだんに関しては残念ながら一休レストランでは予約できない(対応してくれ・・!)。オンラインで予約したい場合はOMAKASEを利用しよう。
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