ホテルグルメ#7｜サンダース キッチン at ホテル サンダース in デンマーク｜元バレエダンサーが生み出す耽美な庭

ごきげんよろしゅう。

今回は、デンマーク・コペンハーゲンにあるホテル サンダースのダイニング「サンダース キッチン」のランチをお届けする。オーナーは元バレエダンサーという異色の経歴で、彼の審美眼が生み出す空間に一目ぼれして訪れてみることにした。

それでは、行ってきます。

旅のフラグメント

ホテルの中に一歩入ると、そのホテル サンダースの世界にいざなわれる。
レストランの予約を告げると陽気なスタッフが席まで案内してくれる。
今回は、アイコニックなコートヤードの席だ。

コートヤードは真っ赤な壁に映える植物の緑が印象的な空間。
晴れた日はオープンテラスになっているが、この日は突然のスコールで屋根はクローズ。
逆にそれがこの空間の静謐さを一層際立てていているような気がした。
読書をして過ごす親子がこの美しい中庭にとても似合っていた。

椅子、照明、花、キャビネット、器、クッション・・

そのひとつひとつがこだわりぬかれ洗練されている。

かと言って、窮屈さはなく、おおらかな心地よさもある。

これはスタッフのフレンドリーさにもあるのかもしれない。Enjoy!と言った後に見せたそのウインクにしっかり照れてしまった。

クリームブリュレにブラックベリーのソルベ。

アツアツのブリュレの上でとろけていくソルベがこの空間にとろけていく自分自身のようだ。

時期：Summer 2025

記憶の一皿

ホテルの名が冠された「Sanders Signature Burger」は豪快な粗挽きのビーフパテがうまかった。ナイフフォークももちろん提供されるが、思いっきりかぶりついて食べるのが正解。顎が外れそうになる。DKK210（＝5,000円弱くらい）と決して安くはないが、ラグジュアリーホテルの静謐な空間、ボリューム感（デザートも頼んだが、ハンバーガーだけでも食べきるの大変だった）を考えるとリーズナブルだと思える（デンマーク物価に感覚がバグってきただけかも・・・）。

今回は食べていないが、ロブスターのリングイネは次回ぜひいただきたい。

サンダース キッチンが気になるあなたに向けた予約方法

サンダース キッチンのことが少しでも気になっていただけたら嬉しい。

直前だと埋まっていることもあるので、予約しておくのが望ましい。レストランの公式HPからオンラインで予約することができるので活用してほしい。なお、今回私が食事をしたのはSANDERS COURTYARDだ。ホテルの中の好きなロケーションを選べるのが特徴だ。ロケーションによって雰囲気も異なるのでお好きな場所を選んでみてほしい。

なお、今回日程の都合上、宿泊はできなかったが、レストランを利用して間違いなく素敵なホテルだということがわかったので、ホテルの予約リンクも以下に載せておきたい。次回は私もぜひ滞在したい。もし滞在された方がいたらぜひ感想を教えてほしい(笑)

レストラン基本情報

終わりに＆次回予告

サンダース キッチン、いかがだっただろうか？

研ぎ澄まされた美意識が為せる美しい空間だった。

レストランのみなさま、迎えてくださってありがとうございました。

この記録があなたの旅の参考になれば嬉しい。

さて、次回はデンマーク・コペンハーゲンにあるダイニング「Høst」だ。

モダンノルディックをカジュアルにいただける人気のレストランだ。

配信は2025年９月27日予定だ。

できれば、お気に入り登録して楽しみに待っていただけると執筆も頑張れる。

それでは、また次回お会いしましょう。