
スリランカが誇る自然遺産。頂上からの眺めはかつて王が見た景色に違いない
ごきげんよろしゅう。
今回は、スリランカのダンブッラのほど近くにある世界遺産「シーギリヤロック」をお届けする。スリランカで最も有名な場所と言っても過言ではないシーギリヤロック。スリランカに来たからには行かないわけにはいかないよな。
それでは、行ってきます。
旅のフラグメント

ジェフリーバワが手掛けたホテル、ヘリタンスカンダラマを出発して40~50分ほどでシーギリヤロックの麓に到着する。
赤土と青々した木々のコントラストが美しい。
歩いて近づいていくとアジア最古の庭園の1つ「水の庭園」の跡が見えてくる。
高い治水技術を有していたことが窺える。早速ロマンのにおいがする。


さらに進むと、それが突如として現れる。
写真で見ていたよりも巨大で神々しい。暑いのに鳥肌が立つ。
こんな場所に王都があったなんて信じがたい。
その力強さにしばらくの間、動けずにいた。
岩の合間から古都に入っていく。こんなところにもロマンを感じる。
ここから約1,200段を登っていく。
しばらく登ると、「獅子の門」する。獅子の姿は、今は前足しか残っていないが、かつては岩の中腹に頭が置かれ、口の中に入って上に続く階段を登って行ったそうだ。



頂上に向けて岩にへばりつくように設置された階段を登っていく。
振り返ると思わず足が竦んでしまうが、美しいスリランカの大地に息をのむ。
当時の人々はどうやって登っていたのだろう。怖くはなかったのだろうか。
そんなことを考えているとようやく頂上に到着だ。




360°見渡す限りただジャングルが広がる。
ここだけにぽつんとこの巨大な岩が存在しているのは不思議だ。
誰かが意思を持ってここに置いた、そんな錯覚さえ覚える。
残るかつての栄華に想いを馳せる。
日差しはものすごく強いが、吹き抜ける風が心地よい。



頂上から見下ろすとそこはさきほど通った王の道。
かつてここを治めた王はどんな気持ちでこの景色を眺めていたのだろうか。
復讐されることに日々怯えていたのかもしれないな。
さあそろそろ帰ろう。


下り道の途中にあるミラーウォール。
ここからインスピレーションを受けたのがジェフリーバワのヘリタンスカンダラマ。
ホテルに戻ってもう一度じっくり見てみよう。
時期:Summer 2024
シーギリヤロックとあわせて行きたいホテル
シーギリヤロックに行くときにオススメのホテルは「ヘリタンス カンダラマ」だ。
ダンブッラにあり、シーギリヤロックへのアクセスも良く、ジェフリーバワもまたシーギリヤから多くのインスピレーションを受けているからだ。素晴らしいホテルなのでぜひ訪れてみて欲しい。
旅のスポット基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
スポット名 | シーギリヤ・ロック(Sigiriya Rock) |
入場料 | 35米ドル |
所在地 | |
アクセス | ダンブッラから車で40分ほど |
終わりに&次回予告
シーギリヤロック、いかがだっただろうか?
スリランカを訪れた際はぜひ訪れたい場所だ。
この記録があなたの旅の参考になれば嬉しい。

さて、次回はアイスランドのキルキュバイヤルクロイストゥルにあるホテル「ホテル クロイストゥル」だ。
これまで、アジア中心のホテルレビューだったが、ヨーロッパも紹介していきたい。初回は氷と火の国アイスランドだ。
配信は2025年6月21日予定だ。
できれば、お気に入り登録して楽しみに待っていただけると執筆も頑張れる。
それでは、また次回お会いしましょう。
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