
ストックホルム中心地から徒歩圏内でありながらそこは喧騒から隔絶された安らぎの場所だ
ごきげんよろしゅう。ホテル偏愛家のシングルマンだ。自身の審美眼に従って世界の美しいホテルを巡り、その旅の破片を記している。
今回は、スウェーデンのシェップスホルメン島にあるホテル「ホテル シェップスホルメン」の滞在レビューをお届けする。ストックホルムの中心地にありながら自然に囲まれた雰囲気に惹かれて訪れてみることにした。
それでは、行ってきます。
旅のフラグメント
かつての海軍兵舎が、今では文化の静寂を受け止める。
水辺の光のきらめき、鳥のさえずり、風が揺らす新緑──
小さな島の、時が立ち止まるような場所。
何も起きないことが、こんなにも贅沢だったと気づかされる。

ホテルがあるシェップスホルメン島は、ストックホルム中心部から架けられた橋の先にある。
橋の黄金の冠のシンボルが目印だ。
思わず立ち止まってしまう美しいストックホルムの街並み。

静寂に包まれた島、それがシェップスホルメン島に入った最初の印象だ。
先ほどまでの賑わいが嘘のよう。
それもそのはず、この島にはこのホテルといくつかの文化施設を除いて他には何もないのだから。
少し歩くと美しい外壁のホテルが姿をあらわす。

部屋は潔いほどシンプル。
でもここは島の光と風を感じる場所。大きな窓があれば他には何もいらないのかもしれない。


アメニティはスウェーデン発のバイレード。
フレッシュな花や植物の香りが、この空間によく合って、今も香りの印象が強く残る。

雲一つない夏空にクリーム色の外壁が似合う。
レースのカーテンを揺らす風は、潮と木々の匂いがする。





テラスでのひと時は何よりも贅沢な時間だ。
島を散歩して少し疲れたらここでのんびり読書でもしながら冷えたジュースでのどを潤すのもよい。
島ではたくさんの鳥の行進を見かけるだろう。
よちよちと歩くかわいらしい姿にすっかり虜になるはずだ。
時期:Summer, 2025
部屋:Standard
シングルマンシュラン 🌟🌟🌟🌟ー8.1 / 10 Very good
シングルマンシュラン定義
🌟🌟🌟🌟🌟: その国/地域に行く目的になるホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟🌟🌟 : その国/地域を訪れた際は泊まりたいホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟🌟 : その国/地域を訪れた際は候補の1つとして検討したいホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟 : その国/地域を訪れた際に他に候補がなければ選んでもよいホテル(中立評価)
🌟 : その国/地域を訪れても選ばないホテル(ネガティブ評価)
※詳細な評価基準についてはこちらをご参照してほしい。
シェップスホルメン島、ここは緑と光に溢れ、静寂に包まれた美しい場所だ。
鳥たちが島を闊歩する姿にここが安全な場所なのだと教えてくれる。ここで過ごしていると不思議と心も体もふっと軽くなる。派手さや豪華さはない。けれども、旅でつかの間の休息を得たいときにぴったりなホテルだ。
評価詳細(各5点満点)
コストパフォーマンス:2.5点
何を基準にしてコストパフォーマンスを考えるかによるが、設備や広さという点から見ると割高に感じる。しかしその立地や自然に溢れた環境という点を考えると、妥当か。またやはりハイシーズンの時期は強気の価格なので、リーズナブルに泊まりたい場合は、シーズンをずらすのもありかも(ただやはり夏が最高だというのは間違いない)。
アクセス:4.5点
ストックホルムの中心地からも徒歩でもアクセスできる小さな島にある。便利な立地であるのに関わらず、自然に囲まれ、静寂に包まれている最高のロケーション。アクセスの良さと豊かな自然というのはなかなか両立が難しいが、ここではそれが叶う。
ソロフレンドリー:4点
一人で静かに過ごすのにぴったりだ。特別なものはないが、ホテルの庭に置かれたサンチェアで読書をしたり(鳥が会いに来る)、島を散策したり(教会や美術館もある)、ガムラスタンまで冒険に行ったり、一人で過ごすことの喜びを教えてくれるだろう。
キュイジーヌ:3点
朝食のみ利用。
一般的な北欧のブッフェスタイルであり特段食事自体に特色はないように思うが、テラスで食べる朝食は特別なものになりうる。
クリーンネス&ファシリティー:3.5点
後述するが、古い建物なので、全体的に古さを感じるし、ジムやプールといった設備はなく、設備は限定的(その歴史的な価値からリノベーションにも制限があるのだろう)。ただし、運動したければホテルの周りはランニングに最高の環境だし、ホテルには珍しくテニスコートもある。
1点気になる点は、気持ち良い風が抜けるので窓は開けておきたいのだが、自然が多く低層階のため、蚊が入ってくる可能性がある(網戸等はもちろんない)。僕も何か所か刺されたので、開けっ放しは避けた方が良いのかもしれない。
ホスピタリティ:3点
レセプションでしかスタッフと接していないが、少したどたどしく感じる部分もあった。もしかしたら学生が夏休みで、学生バイトが入っていた時期だったかもしれない(北欧ではよくある光景のようだ)。プロフェッショナルさは感じなかったものの、フレンドリーさは十分。
センス&ユニークネス:4点
1699年の海軍兵舎を改装したホテル、もうこれだけでユニークだし、特に歴史や建築が好きな方にとっては滞在価値があるだろう。横にずっと続くクリーム色の建物はとても印象的。ただインテリア等は極めてシンプルでそこまでグッとはこなかった。北欧らしいと言えば北欧らしいのだが、洗練されているというよりはただシンプルという印象。とはいえそのシンプルさゆえ、建物の無骨さや周囲の自然が際立っているのだろう。
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ホテル基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ホテル名 | Hotel Skeppsholmen(ホテル シェップスホルメン) |
| ホテルブランド | Design Hotels |
| ホテルブグループ | Marriott international |
| 宿泊料金 | SEK 2,100~(時期・プランにより変動) |
| 客室数やタイプ | 全79室 |
| 食事 | レストラン「Långa Raden」:北欧の新鮮な食材を使った現代的料理 |
| チェックイン/チェックアウト時間 | チェックイン:14:00~/チェックアウト:12:00 |
| 特徴的な設備やサービス |
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| 所在地 |
Gröna gången 1, 111 49 Stockholm, Sweden |
| アクセス |
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終わりに&次回予告
ホテル シェップスホルメン、いかがだっただろうか?
思いっきり深呼吸して、静かな時間を過ごせた場所だった。
ホテルのみなさま、迎えてくださってありがとうございました。
この記録があなたの旅の参考になれば嬉しい。

さて、次回はスウェーデン・ストックホルムのグランド ホテルのレストラン「ヴェランダン」だ。
ストックホルムの名門クラシックホテルでいただくスウェーデンの伝統料理をいただく。
配信は2025年1月17日予定だ。
できれば、お気に入り登録して楽しみに待っていただけると執筆も頑張れる。
それでは、また次回お会いしましょう。


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