世界のホテル滞在レビュー#11|FCCアンコール バイ アヴァニ|美しきコロニアルの邸宅

FCCアンコールのアイキャッチ画像

SINGLEMAN’S HOTEL LIFEへようこそ。 ホテルを起点に世界を旅し、その土地で出会った景色や建築、食や文化──そんな旅の破片を綴っている。

今回は、カンボジアのシェムリアップにあるホテル「FCCアンコール バイ アヴァニ(FCC Angkor by Avani)」の滞在レビューをお届けする。AVANIはMinor Hotelsのブランド。知名度こそ低いかもしれないが、キラリと光る素敵なホテルがある。カンボジアは初めて訪れる国で不安も少しあったが、知っているホテルブランドがあるだけで安心するよな。FCCアンコールは元々はフランス植民地時代の総督邸宅として使用されていた建物を改装したコロニアル様式の美しいホテルだ。

それでは、行ってきます。

目次

旅の情景

白い壁、長い軒、影を落とす熱帯の木々。
時を経たコロニアルの面影に、現代の軽やかさが重なる。
古いものを閉じ込めず、風と緑の中へ解き放つ。
過去と現在が、同じ木陰で午後を過ごしている。

エントランス・ロビー

FCCアンコールバイアヴァニのエントランス・ロビーの説明
エントランスは壁がなく開放的。
FCCアンコールバイアヴァニのエントランス・ロビーの説明
ロビー。こちらでチェックイン。
夜は夜でいい雰囲気だが、日中は日差しが入ってとても気持ちが良い。

部屋

滞在した部屋はスタンダートなデラックスルームだが、中庭ビューの部屋をチョイス。1階の部屋で、部屋の前にはすぐプールがあるので、水着に着替えてそのままプールにダイブできる。

バスタブはないが、全然問題なかった(バスタブがないと残念に感じる部屋とそう感じない部屋があるのは気候等の外部要因もあるだろうが、センスのなせる技でもあると思う)

FCCアンコールバイアヴァニの部屋の説明
このセンス、めちゃくちゃいい。
FCCアンコールバイアヴァニの部屋の説明
特にバスルームがツボ。
所々に真鍮を使うセンスは見習いたい。
FCCアンコールバイアヴァニの部屋の説明
インテリアにタイプライターを使ったり、カンボジアのアンティークがあったりと面白い。
アメニティ類もこだわりが感じらる。
FCCアンコールバイアヴァニの部屋の説明
タオル掛け、一瞬本物かと思ってしまったが、こういう遊び心もいいよな
FCCアンコールバイアヴァニの部屋の説明
1階のガーデンビュールーム。
部屋の目の前がプール。部屋で水着になってそのままGO

とにかくセンスがいいなと感じる部屋で、インテリアのひとつひとつにこだわりが感じられる。

ウェルカムスイーツのピスターシュのフィナンシェ、これは絶品だったな。フィナンシェの横に置いてある袋には虫よけスプレーが入っている。こういった心遣いも嬉しい。遺跡に行く際に非常に助かった。

ダイニング

夕食

利用していない。ただメニュー見てるととても美味しそうだったので、訪れた際はぜひ利用してほしい(そして感想をシェアしてほしい)。

朝食

惜しむべきは、3泊したのに1回しか食事を食べられなかったこと!毎日現地ツアーの集合時間が早かったので、ホテルで食べる時間がなかったのだ。。(ただおそらくお願いすればボックスでの提供はしてくれると思う)

1日だけ頂いた朝食はとても良かった。まずブッフェじゃないというのが好印象でメインはメニューから選ぶスタイル。しかも違うメニューでおかわりもできる。それとは別にフルーツジュースや焼き立てパン、コーヒー紅茶がつく。

スタッフの方もにこやかにお喋りに付き合ってくれて気持ちの良い一日がスタートできる。

FCCアンコールバイアヴァニの食事の説明
レストランも開放的で最高の雰囲気。
ここでもセンスの良さを感じる。
FCCアンコールバイアヴァニの食事の説明
コロニアル様式のインテリアが心を鷲掴みだ。
床の緑タイルかわいいな。
FCCアンコールバイアヴァニの食事の説明
せっかくなのでテラス席で。
オフシーズン(雨季)でも朝は大体晴れている。気温もまだそこまで高くなく最高だ。
FCCアンコールバイアヴァニの食事の説明
FCCアンコールバイアヴァニの食事の説明
焼き立てのパン。
結構レベルが高いと思う。
FCCアンコールバイアヴァニの食事の説明
エッグベネディクトとオーダー。かなり美味しいしボリュームもある。
ローカルのお店でも朝食を食べたが、結局ここが一番だったのでぜひ朝食込みプランを!

その他

FCCアンコールバイアヴァニのその他の説明
中庭には木々に囲まれたプール。
緑に囲まれたプール最高だよな。
FCCアンコールバイアヴァニのその他の説明
陽が射すと木々の落とす影が美しい。
誰もいなかったのでずっと貸切りだった。
最高!
FCCアンコールバイアヴァニのその他の説明
ロビーから部屋へアクセスする通路。
ワイルドに植物を取り入れているのも良いよな。

Season – Summer, 2024
Room Category – DELUXE COURTYARD ROOM

シングルマンシュラン 🌟🌟🌟🌟— 8.7 / 10 Outstanding


シングルマンシュラン定義
🌟🌟🌟🌟🌟: その国/地域に行く目的になるホテル
🌟🌟🌟🌟  : その国/地域を訪れた際は泊まりたいホテル
🌟🌟🌟    : その国/地域を訪れた際は候補の1つとして検討したいホテル
🌟🌟    : その国/地域を訪れた際に他に候補がなければ選んでもよいホテル
🌟      : その国/地域を訪れても選ばないホテル

※詳細な評価基準についてはこちらを参照してほしい。
※これまで訪れた全ホテルのレビュースコアをまとめたものはこちらを参照してほしい


ここはまた行きたい。カンボジアの中では高級な部類かもしれないが、抜群のコストパフォーマンスでインテリアのセンスも素晴らしい。食事も美味しいし、スタッフもフレンドリー。今回は遺跡巡りであまりホテルでゆっくりできなかったが、のんびりここで過ごしたい。

評価詳細(各5点満点)

コストパフォーマンス:4.5点

カンボジア全般に言えるのかもしれないが、東南アジアの中でもホテルは(まだ)かなりリーズナブルで価格に対する満足度がかなり高くFCCアンコールも例に漏れない。ラグジュアリーホテルにリーズナブルに泊まることができる。

アクセス:3.5点

シェムリアップの中心部とアンコールワットの間のシェムリアップ川沿いあり、周囲は高級ホテルが多くあり中心部からは少し離れているものの閑静な場所だ。シェムリアップの中心部からは1km、アンコールワットまでは4kmほど。シェムリアップの中心部までは歩くと15分ほどで川に沿って真っすぐなので迷うこともない。

ホテル周辺はもちろん中心部までの道も夜歩いていても危ないと感じることはなく、治安は良いと思われる。実際、カンボジア人の方に聞いたが、シェムリアップの治安はかなり良いとのこと。

ソロフレンドリー:4点

カップルやひとりで滞在されている方が多い印象で、ホテル内は静かで落ち着いている。外の喧騒とも無縁なので、のんびりと過ごすのにうってつけだ。長期滞在にも向いている。

キュイジーヌ:3.5点

朝食のみの利用だが、非常によかった。ダイニングは開放的で気持ちの良い空間で、ブッフェではないアラカルト式の食事。クオリティーも高い。

クリーンネス&ファシリティー:4点

部屋も共用部もとても清潔で問題点は見当たらない。プール、ジム、スパ、レストランバーも併設されており、設備も充実だ。

またAVANIのアプリを使用すれば、アプリ上でホテルとやり取りができるのも嬉しい。たとえば、チェックイン前に部屋の設定温度の依頼もできるし、滞在中のルームサービスやランドリーサービスの依頼もアプリでできる。電話で話すのが苦手な人にとってはありがたいサービスだ。

ホスピタリティ:4点

ホテルスタッフは非常にフレンドリー。オフシーズンで人が少なかったこともあるが顔も覚えてくれていて人懐こい感じで話しかけてくる。

センス&ユニークネス:4点

コロニアル様式のメインに、クメール建築を思わせる装飾が施されており、ユニーク。アメニティや小物1つ1つにもこだわりが感じられ、こう言っては失礼だが、カンボジアでこんな良い宿に出会えるとは思わなかった。デザインやインテリアが好きな方にはきっと刺さると思う。

予約ガイド

このホテルは複数の予約サイトで取り扱われている。使い慣れたサイトからチェックしてほしい。

※本ページにはアフィリエイトリンクを含みます。
※予約サイトの考え方はこちら


ホテル基本情報

項目 詳細
ホテル名 FCC Angkor by Avani(FCC アンコール・バイ・アヴァニ)
ホテルブランド Avani Hotels & Resorts
ホテルグループ Minor Hotels
プライスカテゴリー ライト~ミドル
客室数やタイプ 全80室。
デラックスルーム、コートヤードルーム、プールアクセスルーム、スイートなどを用意。
コロニアル建築の趣を残しながら、クメール文化を現代的に取り入れたインテリアが特徴。
食事
  • The Mansion:歴史ある邸宅を利用したレストラン&バー。クメール料理や西洋料理を提供
  • Scribe:カクテルや軽食を楽しめるバー
  • 朝食:館内レストランにてアラカルト形式で提供
  • ルームサービスあり
チェックイン/チェックアウト時間 チェックイン 14:00〜 / チェックアウト 〜12:00
特徴的な設備やサービス
  • 旧フランス外信記者クラブ(Foreign Correspondents’ Club)に由来する歴史を持つホテル
  • フランス植民地時代の邸宅「The Mansion」をホテルの中心的な建築として保存・活用
  • 建築家ゲイリー・フェルによるリノベーションで、コロニアル建築と現代的なクメールデザインを融合
  • 中庭を囲むように配された海水プール
  • Visaya Spa、フィットネス施設
  • アンコール遺跡群を巡るツアーや文化体験などのアクティビティを用意
所在地 Pokambor Avenue, Mondul 2 Village, Svay Dangkum Commune, Siem Reap, Cambodia

アクセス
  • シェムリアップ中心部、シェムリアップ川沿いに位置
  • オールドマーケットやパブストリートまで徒歩約10〜15分
  • アンコール・ワットまで車で約15〜20分
  • シェムリアップ・アンコール国際空港から車で約50〜60分

終わりに&次なる旅の破片

FCCアンコール バイ アヴァニ、いかがだっただろうか?コストパフォーマンスも最高だから連泊もしやすいのが嬉しい。ホテルのみなさま、迎えてくださってありがとうございました。

この記録があなたの旅の参考になれば嬉しい。


アマリバンビエンのアイキャッチ画像

さて、次回はラオスのアマリ バンビエンだ。ラオスの秘境バンビエンにあるホテルだ。

お届けは2025年3月22日予定だ。もし、この旅を気に入っていただけたなら、読者登録して、新しい旅の破片もそっと受け取っていただけると嬉しい。

では、また旅のどこかで。

新しい旅の破片を、そっとお届けします。

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