
鴨川のほとりに見つけたクラシカルで上質な穴場ブティックホテルだ
ごきげんよろしゅう。
今回は、京都の鴨川沿いにあるホテル「アビタホテル京都鴨川」の滞在レビューをお届けする。
ハイシーズン真っ只中の京都。どこもかなり強気の価格設定の中、素敵な雰囲気なのにリーズナブルなこのホテルを見つけて迷わず予約した。
それでは、行ってきます。
旅のフラグメント

鴨川沿いに咲く桜を見ながら5分ほど歩くと今日の宿に到着する。
一歩入れば、そこはパリのアパルトマンのような空気感。
親切なコンシェルジュに迎えられてチェックイン。
決して大きなホテルではないが、設えのひとつひとつから感じる上質な空間。







夜の散歩から帰ってきたらホテルでリラックスタイム。
バスルームはラグジュアリーホテルにも負けない広さと快適さ。
こだわりのアメニティでついつい長湯してしまう。
あたたまったあとは、1階にあるバーで軽く1杯。
優しく静かな夜が更けていく。

京都の夜を満喫した翌日はゆっくりすごしたい。
カーテンごしに射す柔らかい光が部屋をひだまりにする。
窓をあけてやると、心地よい風が舞い込み、カーテンをふわっと持ち上げる。
ふかふかのベッドにふたたび潜ってもうひと眠り。
もう春はそこまで。



時期:Spring, 2025
部屋:スーペリアツイン
シングルマンシュラン(5つ星評価):🌟🌟🌟
シングルマンシュラン定義
🌟🌟🌟🌟🌟: その国/地域に行く目的になるホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟🌟🌟 : その国/地域を訪れた際は泊まりたいホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟🌟 : その国/地域を訪れた際は候補の1つとして検討したいホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟 : その国/地域を訪れた際に他に候補がなければ選んでもよいホテル(中立評価)
🌟 : その国/地域を訪れても選ばないホテル(ネガティブ評価)
※詳細な評価基準についてはこちらをご参照してほしい。
大箱のホテルのダイナミックさ、豪華さも良いが、最近の好みはスモールブティックホテル。
そこにそのホテルらしさがあると最高だ。
このアビタホテルはそんなわがままをリーブナブルに叶えてくれるホテル。
ビジネスホテルではちょっと物足りない、そんなときにまた訪れたい。
評価詳細(各5点満点)
コストパフォーマンス:4点
京都もホテルの宿泊料金はインフレ気味でハイシーズンだとビジネスホテルであってもかなり高い。
そんな中でこのアビタホテルはかなり良心的だ。
安かろう悪かろうではなく、リーズナブルではあるが、こだわりがつまっている。単に寝る場所ではなくホテル自体が目的となりうる。
アクセス:3.5点
京都駅からタクシーで10分ほど。最寄駅からも徒歩5分ほどで着く。
ホテル周辺は住宅街で、飲食店等は多くないが、清水寺や三十三間堂も徒歩圏内であり、利便性は良い。
ソロフレンドリー:4点
スモールブティックホテルというだけあり、部屋数は11部屋しかなく、ホテル内はとても静かでホテルの世界観に没入することができる。
客層も落ち着いた方が多く、大人のための空間だ。
キュイジーヌ:2.5点
朝食を利用。洋食か和食を選ぶことができる。私は洋食をチョイスした。
パンと卵料理にサイドディッシュといったシンプルなもの。
せっかく良い空間なので、食事にも+αのこだわりがあるとなお嬉しい。
クリーンネス&ファシリティー:4点
2021年オープンと比較的新しいホテルであり、清掃も行き届いており非常にクリーンだ。
またバスルームのスペースも大きく、バスタブも広い。
バスアメニティはアロマテラピーアソシエイツというのも嬉しい(なお、鴨川ビューの部屋ではアメニティはブルガリのようだ)。
部屋のクオリティならラグジュアリーホテルにも決して負けない。
ホスピタリティ:3.5点
ひとりだったのだが、間違えて2名ツインの部屋を予約してしまっていた。当日は満室だったため部屋は変更できなかったが、親切にも価格は1名分に修正していただいた。
ビジネスライクではないあたたかな接客を受けることができる。
小さなホテル故、基本的にはワンオペのようだった。そのため、朝食時などゲストのタイミングが重なると少し待ってしまうこともあるかもしれない(個人的には全く気にならなかったが)。
センス&ユニークネス:3.5点
芯の通ったこだわりを感じる。
運営しているのがコスチュームジュエリーブランドのアビステというだけある。
そこにあるのは、非日常というよりも上質な日常だ。
個人的には宿泊料金をもう少し上げても構わないので、そのこだわりを突き詰めていってほしいと感じた。そうすることで唯一無二のホテルになるはずだ。
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ホテル基本情報
項目 | 詳細 |
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ホテル名 | アビタホテル京都鴨川(ABITA HOTEL KYOTO KAMOGAWA) |
宿泊料金 | 約17,000円~(時期・プランにより変動) |
客室数やタイプ | 全11室 |
食事 | 朝食を提供するラウンジあり |
チェックイン/チェックアウト時間 | チェックイン:15:00、チェックアウト:12:00 |
特徴的な設備やサービス |
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所在地 |
京都府京都市東山区鍵屋町497-1 |
アクセス |
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終わりに&次回予告
アビタホテル京都鴨川、いかがだっただろうか?
まるでパリのアパルトマンにいるような素敵な滞在だった。
ホテルのみなさま、迎えてくださってありがとうございました。
この記録があなたの旅の参考になれば嬉しい。

さて、次回は富山のホテル「リバーリトリート雅樂倶」だ。
神通狭のほとりにある美食とアートのリゾートホテルだ。
配信は2025年5月10日予定だ。
できれば、お気に入り登録して楽しみに待っていただけると執筆も頑張れる。
それでは、また次回お会いしましょう。
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