
植民地時代の面影を残すコロニアル様式が美しいFCCアンコール。
カンボジアのシェムリアップにあるホテル「FCCアンコール バイ アヴァニ」の滞在レビューをお届けする。
AVANIはMinor Hotelsのブランド。知名度こそ低いかもしれないが、キラリと光る素敵なホテルがある。カンボジアは初めて訪れる国で不安も少しあったが、知っているホテルブランドがあるだけで安心するよな。
FCCアンコールは元々はフランス植民地時代の総督邸宅として使用されていた建物を改装したコロニアル様式の美しいホテルだ。
それでは、行ってきます。
シングルマンシュラン(5つ星評価):🌟🌟🌟🌟
シングルマンシュラン定義
🌟🌟🌟🌟🌟: その国/地域に行く目的になるホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟🌟🌟 : その国/地域を訪れた際は泊まりたいホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟🌟 : その国/地域を訪れた際は候補の1つとして検討したいホテル(ポジティブ評価)
🌟🌟 : その国/地域を訪れた際に他に候補がなければ選んでもよいホテル(中立評価)
🌟 : その国/地域を訪れても選ばないホテル(ネガティブ評価)
お得な予約方法
FCCアンコール バイ アヴァニに少しでもお得に行けたらるんるんだよな。私ももちろんそうで、お得に泊まる方法を常にチェックしている。
私がオススメする予約方法は以下の3つの大手予約サイトからの予約だ。各大手予約サイトのロゴをクリックすれば直接ホテルページにアクセスできるので、どなたでも簡単に予約できる。ぜひ利用してほしい。



総評
再訪の可能性
ここはまた行きたい。
カンボジアの中では高級な部類かもしれないが、抜群のコストパフォーマンスでインテリアのセンスも素晴らしい。食事も美味しいし、スタッフもフレンドリー。
今回は遺跡巡りであまりホテルでゆっくりできなかったらのんびり滞在したい。
こんな方にオススメしたい
👉コロニアル様式が好きな方
👉アンティーク調のインテリアが好きな方
👉木々に囲まれた雰囲気の良いプールが好きな方
滞在Tips
プールがある中庭が美しいので、コートヤードルームがおすすめだ。また朝食がロケーションも味も最高なので、ぜひ朝食込みのプランを!
ホテル基本情報
- 公式HP
- ホテル名: FCC Angkor by Avani / FCCアンコール バイ アヴァニ
- ホテルブランド: AVANI
- ホテルグループ: Minor Hotels
- 参考宿泊料金: (ローシーズン)25,000円~、(ハイシーズン)35,000円~
- 所在地: 国名:カンボジア、都市:シェムリアップ
シングルマンステイ情報
- 滞在時期: Summer, 2024
- 滞在部屋タイプ: DELUXE COURTYARD ROOM
- 予約方法: AVANIアプリ
評価詳細(各5点満点)
コストパフォーマンス:4.5点
カンボジア全般に言えるのかもしれないが、東南アジアの中でもホテルは(まだ)かなりリーズナブルで価格に対する満足度がかなり高くFCCアンコールも例に漏れない。
ラグジュアリーホテルにリーズナブルに泊まることができオススメだ。
アクセス:3.5点
シェムリアップの中心部とアンコールワットの間のシェムリアップ川沿いあり、周囲は高級ホテルが多くあり中心部からは少し離れているものの閑静な場所だ。
シェムリアップの中心部からは1km、アンコールワットまでは4kmほど。シェムリアップの中心部までは歩くと15分ほどで川に沿って真っすぐなので迷うこともない。
ホテル周辺はもちろん中心部までの道も夜歩いていても危ないと感じることはなく、治安は良いと思われる。実際、カンボジア人の方に聞いたが、シェムリアップの治安はかなり良いとのこと。
ソロフレンドリー:4点
カップルやひとりで滞在されている方が多い印象で、ホテル内は静かで落ち着いている。
外の喧騒とも無縁なので、気ままに過ごすのにうってつけだ。長期滞在にも向いている。
キュイジーヌ:3.5点
朝食のみの利用だが、非常によかった。
開放的で気持ちの良いダイニングに、ブッフェではないアラカルト式の食事。ぜひギャラリー欄を参照してほしい。
クリーンネス&ファシリティー:4点
部屋も共用部もとても清潔で問題点は見当たらない。プール、ジム、スパ、レストランバーも併設されており、設備も充実だ。
またAVANIのアプリを使用すれば、アプリ上でホテルとやり取りができるのも嬉しい。たとえば、チェックイン前に部屋の設定温度の依頼もできるし、滞在中のルームサービスやランドリーサービスの依頼もアプリでできる。電話で話すのが苦手な人にとってはありがたいサービスだ。
ホスピタリティ:4点
ホテルスタッフは非常にフレンドリー。オフシーズンで人が少なかったこともあるが顔も覚えてくれていて人懐こい感じで話しかけてくる。
センス&ユニークネス:4点
コロニアル様式のメインに、クメール建築を思わせる装飾が施されており、ユニーク。アメニティや小物1つ1つにもこだわりが感じられ、こう言っては失礼だが、カンボジアでこんな良い宿に出会えるとは思わなかった。デザインやインテリアが好きな方にはきっと刺さると思う。
抜群のセンスで、これをデザインした方が他にディレクションしたホテルがもしあればぜひ行ってみたいな。
ギャラリー
エントランス・ロビー


夜は夜でいい雰囲気だが、日中は日差しが入ってとても気持ちが良い。
部屋
滞在した部屋はスタンダートなデラックスルームだが、中庭ビューの部屋をチョイス。1階の部屋で、部屋の前にはすぐプールがあるので、水着に着替えてそのままプールにダイブできる。
バスタブはないが、全然問題なかった(バスタブがないと残念に感じる部屋とそう感じない部屋があるのは気候等の外部要因もあるだろうが、センスのなせる技でもあると思う)


所々に真鍮を使うセンスは見習いたい。

アメニティ類もこだわりが感じらる。


部屋の目の前がプール。部屋で水着になってそのままGO
とにかくセンスがいいなと感じる部屋で、インテリアのひとつひとつにこだわりが感じられる。
ウェルカムスイーツのピスターシュのフィナンシェ、これは絶品だったな。フィナンシェの横に置いてある袋には虫よけスプレーが入っている。こういった心遣いも嬉しい。遺跡に行く際に非常に助かった。






ダイニング
夕食
利用していない。ただメニュー見てるととても美味しそうだったので、訪れた際はぜひ利用してほしい(そして感想をシェアしてほしい)。
朝食
惜しむべきは、3泊したのに1回しか食事を食べられなかったこと!毎日現地ツアーの集合時間が早かったので、ホテルで食べる時間がなかったのだ。。(ただおそらくお願いすればボックスでの提供はしてくれると思う)
1日だけ頂いた朝食はとても良かった。まずブッフェじゃないというのが好印象でメインはメニューから選ぶスタイル。しかも違うメニューでおかわりもできる。それとは別にフルーツジュースや焼き立てパン、コーヒー紅茶がつく。
スタッフの方もにこやかにお喋りに付き合ってくれて気持ちの良い一日がスタートできる。

ここでもセンスの良さを感じる。

床の緑タイルかわいいな。

オフシーズン(雨季)でも朝は大体晴れている。気温もまだそこまで高くなく最高だ。


結構レベルが高いと思う。

ローカルのお店でも朝食を食べたが、結局ここが一番だったのでぜひ朝食込みプランを!
その他

緑に囲まれたプール最高だよな。

誰もいなかったのでずっと貸切りだった。最高!

ワイルドに植物を取り入れているのも良いよな。
お得な予約方法(詳細)
お得な予約方法については冒頭でお伝えした通りだが、ここではなぜそれがお得なのかをお伝えしたい。理由なんて知らなくていいからとにかくお得に泊まれれば良いというあなたは読み飛ばしてもらって構わない。下記に予約リンクを再掲しておくので、そちらを活用してほしい。
まず、ホテルを予約する際には、ホテル公式と大手ホテル予約サイトを比較して検討すれば間違いない。価格や特典等を比べてあなたにとってより魅力的な方を選ぼう。しかし、基本的には、大手ホテル予約サイトの方がお得になることがほとんどだ。なぜそうなるのかは、こちらの記事を参照されたい。
その上で、どの大手ホテル予約サイトが一番かは断言するのは難しい。なぜなら人によって違うからだ。私がオススメとして3つ挙げている理由もそこにある。どのホテル予約サイトが良いかはあなたの旅のスタイルによって変わる。だからまず、あなた自身が自分の旅のスタイルを理解することが大切だ。あなたの旅のスタイルから予約サイトを選ぶポイントはこちらの記事を読めばわかる。
なお、今回のFCCアンコールはAVANIのロイヤリティプログラムがある。他のAVANIも行く予定があったので、私は今回予約サイトではなくAVANIの公式から予約した。特典としてAVANIグループで使えるクレジットが付与されるが、AVANIは全世界で30ホテル程度しかないので正直使いにくいな、というのが印象。そのため、AVANIをひいきにされている方以外はやはり大手予約サイトの方が良いだろう。
(再掲)以下の大手予約サイトのロゴをクリックすれば直接ホテルページにアクセスできるので活用してほしい。



終わりに&次回予告
FCCアンコール バイ アヴァニ、いかがだっただろうか?
コストパフォーマンス最高だから気軽にリピートできるのが嬉しいな。
ホテルのみなさま、迎えてくださってありがとうございました。
この記録があなたの旅の参考になれば嬉しい。

さて、次回はラオスのアマリ バンビエンだ。
ラオスの秘境バンビエンにあるホテルだ。
配信は2025年3月22日予定だ。
できれば、お気に入り登録して楽しみに待っていただけると執筆も頑張れる。
それでは、また次回お会いしましょう。
〇評価基準についてはこちらをご参照ください。
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