ホテルグルメ#21|クッベリ ラウンジ at ペラ パレス ホテル|西洋とオスマンが融けあう美しきサロン

SINGLEMAN’S HOTEL LIFEへようこそ。 ホテルを起点に世界を旅し、その土地で出会った景色や建築、食や文化──そんな旅の破片を綴っている。

今回は、トルコのイスタンブールにあるホテル「ペラ パレス ホテル(Pera Palace Hotel)」のラウンジ「クッベリ ラウンジ(Kubbeli Lounge)」をお届けする。ペラパレスの中で最もアイコニックな空間で、ペラパレスに宿泊しなくとも、このホテルの雰囲気を存分に味わえる場所だ。

ペラ パレス ホテルの宿泊記は以下から。

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それでは、行ってきます。

目次

旅の情景

”クッベリ”はドームを意味する。

その名の通り、この空間の象徴は高い天井に設けられたドーム状のトップライト。

そこから自然光が降り注ぎ、空間を柔らかく照らす。

積み重なった時間が支配する。

その時間の重みが身体をソファに沈み込ませる。

Season – Winter, 2025

テーブルの記憶

この空間に身を置いた時に感じたのは、西洋の中にあるモスクっぽさだ。そう感じさせるのは、ドームとアーチの組み合わせなのだと思う。イスタンブールのモスクは、ドームが空間の中心性や垂直方向への広がりをつくり、アーチがその下に連続的なリズムを生み出しているが、このラウンジもそれと似た空間構成だ。白と赤の石材を交互に配置する技法アブラークも使われている。

建築家アレクサンドル・ヴァローリが、実際に特定のモスクを参照したのかはわからない。しかし、西洋の様式とオスマン・イスラム建築の語彙を折衷した空間であることは間違いないと思う。

ここが作られた1895年。当時のイスタンブールは、ヨーロッパ化が進む一方で、オスマン帝国の文化が色濃く残る都市だったそうだ。ペラパレスは、まさにその両方を建築として体現している。ここは、西洋の社交サロンの中に、オスマン建築の記憶が入り込んだ空間なのだ。

予約ガイド

オンライン予約は公式HPからは見つけられなかった。私は午前中に直接訪れたが、他のゲストは誰もおらずすぐに案内していただけた。ただ、生演奏があるアフタヌーンティーの時間帯は混雑すると思われるためメール等で予約の可否を問い合わせしておくのが良いだろう。


レストラン基本情報

項目 詳細
レストラン名 クッベリ ラウンジ(Kubbeli Lounge)
ホテル名 ぺラ パレス ホテル(Pera Palace Hotel)
予算 3,000~5,000円/人
営業時間 9:00-23:00(ティータイムは15:00-18:00)
所在地 Palace Hotel, Meşrutiyet Caddesi No: 52 Lobby, Tepebaşı Cd., 34430 Beyoğlu/İstanbul, トルコ

終わりに

クッベリ ラウンジ、いかがだっただろうか?歴史が織りなす濃密な空間にうっとりしてしまう。ごちそうさまでした。

この記録があなたの旅の参考になれば嬉しい。

新しい旅の破片を、そっとお届けします。

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