
もし地球以外の星に温泉があったらこんな場所なのかもしれない。
ごきげんよろしゅう。
今回は、アイスランドにある「ブルーラグーン」をお届けする。アイスランドも日本と同じく温泉大国だ。そのアイスランドで最も有名な露天風呂施設がここブルーラグーン(正確には、ここは天然温泉ではなく、地熱発電所が汲み上げた地下熱水を再利用しているもの)だ。雪見温泉は最高だよな。
それでは、行ってきます。
旅のフラグメント
ブルーラグーンに到着すると世界の終わりのような景色が広がっていた。
真っ黒なごつごつした岩の合間を流れる白濁した青、
空はどんよりとした灰色だが、遠く向こうは紅く染まっている。
美しいが、異世界にきてしまったようなそんな感覚がしたのを覚えている。


水着に着替えて外に出ると、
空は一層灰色に濁り、強い風が吹きつける。
お湯がなかったら凍えてしまいそうだ。
しかし、こんな天気でも不思議な色のお湯の中は本当に快適だ。
人も多いが、敷地が広すぎるのでまばらに見える。
場所によって温度や深さが違うので、自分好みの場所を探してみる。

マスクバーでパックをもらう。周りは泥パックで真っ白な人が溢れててちょっとおかしい。
(余談だが、顔をぼかしたらジェイソンみたいになってしまった・・)
他にもお酒を飲んだり、寝そべったり、サウナに入ったり、滝に打たれたり、楽しみ方は人それぞれ。
とにかく広い敷地はお湯の中を歩いてるだけでも楽しい。
真冬に入るのも最高だが、夏もまた格別だろうな。


存分に満喫してあたたまった後はカフェでのんびりもできる。
時期:Winter 2025
記憶の一筆
地熱発電所が偶然生み出したブルーラグーン。露天風呂には日本でも散々入ってきたが、このダイナミックさは初めての経験だった。寝そべってぼーっと澱んだ空を見上げていると、なんだか不思議な気持ちが込み上げてきた。
なお、一番安いプランでもディズニーランドより高い料金設定となっている。最初見たときはびっくりしてしまったが、アイスランドの物価に慣れてくると「まぁこんなもんか」と思えてくるからこわい。でも、体験としては大満足だったし、アイスランドを訪れる方にはおすすめしたい。
また、ブルーラグーンには「ザ リトリート」というホテルもあるので、次回訪れた際にはいってみたい。
旅のスポット基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
スポット名 | ブルーラグーン(Blue Lagoon) |
営業時間 | 無休。基本的に、8:00~22:00。夏場は、7:00~0:00.その他クリスマス等変則時間あり。事前の予約必須 |
料金 | プランによる。コンフォート USD82~、プレミアム USD107~、シグネチャー USD136~ |
所在地 | Norðurljósavegur 9, 240 Grindavík, アイスランド |
アクセス | レイキャビクから車で50分ほど。レイキャビクや空港から直通バスあり |
終わりに
ブルーラグーン、いかがだっただろうか?
リラックスできるし、どこか別の惑星にいるような感覚が冒険心をくすぐる体験だった。
この記録があなたの旅の参考になれば嬉しい。
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